たまごのはなし。

3月に入り、少しずつ温かい日も増えてきましたね。

さて、これからの季節は鳥にとっても大事な季節となります。それは出会い、繁殖を控えた鳥たちがたくさんやってきます。そして今回はその鳥の卵についてのうんちくを少々お話ししようと思います。

鳥の種類は日本に生息する鳥だけでも約590種類いると言われています。そして当然たまごの種類もその鳥の数だけあるのです。

特に面白いのがそのかたち。色も卵によって白い色、薄い青がかかったような色、茶色などの色がありますが、特にかたちとなると猛禽類と一般的な鳥のたまごの形が違うのです。

写真のなかに卓球のボールのようなたまごがありますが、実はこれはアオバズクという小型のフクロウの仲間のタマゴなのです。

普通のにわとりのタマゴを思い浮かべてもらうとわかりますが、一般的にはたまごは楕円形をしているのですが、この写真のアオバズクのたまごはほぼ丸に近い形になっているのがわかります。これは一般的なたまごの場合は、それらを産む鳥が巣を作る場所というのが木の上の枝に巣をつくります。そういった地面から離れた高い場所で、丸いたまごだった場合、たまごが動いた場合コロコロと転がりやすく落下してしまう危険があるので、あの楕円形のかたちになっていると考えられています。

そして一方フクロウなどの丸いたまごの形の理由ですが、フクロウの仲間たちの作る巣は、大きな木の洞(うろ)といわれる木の幹の空洞に巣を作りたまごを産みます。その場合、たまごが転がったとしてもまわりは木でかこまれているため落下する恐れがないので、ピンポン玉のような形になっているのではないかと考えられています。

このように同じ鳥類だからといって、全てのたまごの色や形が同じというわけではないのがよくわかりますよね。鳥たちも生き残るために進化をしていく過程で、このような興味深いことも起こるということを覚えておくと、また違った目線で鳥を見ることができるかもしれませんよ。

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鳥担当者。

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