スマトラオランウータンの生活しているところってどんな場所なんだろう?

スマトラオランウータンの生活しているところってどんな場所なんだろう?

ウランとウータンを幸せにするためには何ができるだろう?

 

そんなことを考えていた今年の2月、休暇を利用してスマトラ島に行く機会に恵まれました。簡単ではありますが、スマトラの熱帯林を撮ってきた写真を紹介します。

 

 

私が訪問したのは北スマトラにあるグヌンレウセル(Gunung Leuser)国立公園の入り口であるブキットラワン(Bukit Lawang)です。一泊二日のジャングルトレッキングを行いました。

 

 

国立公園内に入るとすぐにトーマスリーフモンキーという小型のサルに出会いました。このサルは2日の間に何回か見ることができました。遠目に見るとこんな感じです。

 

 

しっぽながーい!

 

そしてこちらがスマトラオランウータン!!

 

 

2日間、主にこのオスを追っかけながら観察しました。

 

 

高い木の上を移動中。身体は縦にまっすぐにしたまま、手や足で木の幹やツルを掴みながら移動する方法(ツリーウェイ)を多くとっていたのが印象的でした。

 

 

こちらはササの茂みの中に入って、食べながらまったりしている様子。

 

オランウータンは群れを作らず、単独で生活している動物ですが、このオスが2組のオランウータン母子に会っている様子を観察できました。こちらは途中で出会った母子①です。

 

 

母子で腕を噛み噛みして遊んでいるところです。先ほどのオスと同じ木で、実を食べたりもしていました。

 

さらに同じ木で、シロテテナガザルの家族も実を食べていました。

 

 

この近辺には観光客が訪れることは珍しいことではなく、オランウータンを始め、いろいろな動物を観察している人にも出会いました。しかし、オランウータンだけにつきまとって観察している人はあまりいないらしく、オランウータンを困らせてしまう場面もありました。

 

 

今日も後をつけてくるのか・・これからどうしよう・・とでも考えているようなオス。

 

先ほどとは、別の母子②にも出会いました。

 

 

子どもちゃんは、葉っぱを頭に乗せながら人間観察!

 

 

親子でゴムの木の樹皮を、舐めたり、噛んだりもしていました。

 

 

今回、私が2日間で知ることができたオランウータンの様子は、スマトラオランウータンの一部分でしかなく、このブログで紹介することができたのはそのさらにごく一部です。少ない情報ではありますが、スマトラオランウータンについて少し知ってもらうことができれば嬉しいです。

 

また、野生のスマトラオランウータンを取り巻く環境は悪化しており、近絶滅種に指定されています。日本人と関係が深いのは、パーム油を取るアブラヤシを植えるために行われている熱帯林の伐採ではないでしょうか。

 

 

実際、国立公園から離れる車での移動途中には、視界いっぱいに広がるアブラヤシや、パーム油の工場も見かけました。

 

アブラヤシのプランテーションによる熱帯林の減少はスマトラ島に限らず、いろいろな地域で深刻な問題となっています。のんほいパークもボルネオ島における同様の課題に他園と協力しながら取り組みを始めました。

私たちの生活の身近なところにもパーム油製品はあふれています。オランウータンをはじめとした、野生動物がたくさん生息する熱帯林の現状を知り、ちょっとだけ身の周りのものに目を向けていただければと思います。

 

オランウータン担当より

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