公園長ブログ 水無月―その弐

みなさん、こんにちは、公園長の瀧川です。

 

 
「のんほいパーク」では、昨年8月、国内の5動物園と1NPO法人と協力して、ボルネオの保全活動を進めるボルネオ保全プロジェクトを立ち上げました。

 
その関係で、6月27日~7月3日にかけて、BCTJ(NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン)が企画したボルネオ視察ツアーに私も参加することになりました。

 
旭山動物園の坂東園長や那須どうぶつ王国の佐藤園長、千葉市動物公園の前園長の石田さん、その他,BCTJの募集に応じた、国内動物園の動物関係職員、総勢14名のチームです。

 
ボルネオの北部サバ州、そこに残る熱帯雨林は氷河期にも凍結しなかった太古の森で、生物多様性のホットスポットと呼ばれるほど多種多様な動植物が生息しています。

しかし、木材生産のための伐採とそれに続くパーム油生産のためのアブラヤシプランテーション開発により、熱帯雨林は激減し、多くの場所で分断が生じています。

そして、そこに生息するボルネオオランウータンやボルネオゾウなど、多くの生物が絶滅の危機に瀕しています。

 

 

 
これから、数回にわたり、ボルネオ現地から、現在の熱帯雨林の危うい状況と、かけがえなない生物多様性を守る人々の取り組みをお伝えしたいと思っています。

 

 

 
実は、今回、私達にもゾウのレスキューセンターで、試験的に手掘り井戸を掘ってみるというミッションが与えられており、体力・能力的に全く自信はありませんが、頑張りたいと思っています。
 

 

 

 
「ボルネオの森」

 
世界のあちこちが、そうであったように
むかし
ここは、豊かな命であふれていた

 

 

 
高い高い
木々の梢と熱帯の青い空
太陽は、命を降り注ぎ
ときおり、雲が育ち、激しい雨も降らせた

 

 

 
昔と変わらない日々
でも、確実に
何かが失われている日々

 

 

 
人間の営みは、あまりにも激しく
熱帯の地衣をはがし、コンクリートのような森を作った

 

 

 
まだ、間に合うのだろうか
もう、間に合うのだろうか
命をつなごうとする風は、まだ、とてつもなく、少ない

 

 

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