公園長ブログ  のんほいパークのお休み

みなさん こんにちは、豊橋総合動植物公園 公園長の瀧川です。
「のんほいパーク」が休園して、数日が過ぎようとしています。
園内では、飼育員の姿を時折見かけるだけで、明るい日差しの下で、しんとした空間が広がっています。
風が穏やかに流れ、新緑に全てが覆われる。薫るようなこの季節の中で
野鳥園では、こんなにも素敵な歌声が響きわたっているのに
植物園では、リンゴの花やつつじの花のつぼみが、こんなにも可憐に風に揺れているのに
そして動物たちは、ゆったりと自由に、こんなにも幸せそうに一日を過ごしているのに
「のんほいパーク」を訪れる人は誰もいません
それは、しかたのないことなのですが、それでも、改めて園内を見渡してみると、涙が出そうになります。
昨年の今頃は、子供たちの歓声であふれ、たくさんの笑顔が、緑と風に輝いていた風景でした。あの子たちは、今頃どうしているのでしょうか。
求めあう思いが、我慢しなければならない、とてもつらい時間が流れています。

 

 

 

 

 

 

「春のフェアリーリング」

あたたかなお日さま
やわらかな風

今日も
子供たちは
クローバーのしげみの上で
まあるくなって、先生のお話を聞いている

はやくゾウさんに会いたい
はやく羊さんにさわりたい

やがて
色とりどりのリュックサックを置いたまま
歓声を上げて、私の脇を駆けぬけていく子供たち

残されたリュックサックは
緑の丘に円を描くように輝いて
風にゆれる木々の影がさしこむと
まるで春のフェアリーリングのようだ

 

 

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