チュウタロウとの思い出

2020年10月19日にマンドリルのチュウタロウが天国にいきました。

前日に急に体調が悪くなり、獣医が懸命に治療をしてくれましたが翌日、残念ながら死亡しているのを確認しました。

あまりに突然で急な事態にショックを隠せませんでした…

 

本当はこの飼育ブログはすでに書く内容を決めていて締め切りも近くなっていましたが、

今回このような事になってしまったので急遽内容を変更しました。

私がマンドリルの担当になって2年半。

それほど長い付き合いではありませんでしたが、今回はチュウタロウの事を書きます。

 

 

 

チュウタロウは1999年4月16日、当園生まれの21歳で、左の頬にちょっとしたイボがあるのが特徴でした。

これまでオヨメとの間に4頭の子供を設けたビッグダディで、新マンドリル舎に移ってからはアラタとツヨシが産まれました。

繁殖群れの展示場で、4頭で暮らしていた時はいつもオヨメから毛づくろいをされて、群れのボスとして貫禄のある姿を見せてくれていました。

 

エサは何でもよく食べるし、寝室内の移動も誘導しやすく、扱いやすい個体でした。

でも、意外とデリケートなところもあって、冬になるとチュウタロウだけあかぎれしたりすることもありました。

今年の冬はなんとか防げないかなと考えて、準備をしている最中でした。

 

 

 

一度ケガをしたときは、薬をエサにまぶしてあげようとしましたが、

それを嫌って食べなかったり、水で一度洗ってから食べたりと警戒心の強さを見せられたりしました。

薬を与えるのは本当に大変でした。

 

 

オス群れの展示場に移ってからはケイやノエルの若オスと同居していました。

彼らはどんどん体が大きくなって勢いがついてきていましたが、

それでもトップの座は譲らず、ガラス越しにオヨメや子供達を見守るカッコよさをみせてくれていました。

 

 

 

また、朝出勤した時や帰る前に様子をみにいくと、こちらのほうにやってきて毎回お尻をむけて挨拶をしてくれました。

 

ファンのお子様から手紙をもらったこともあり、写真をとりにくる方も見られ、お客様にも愛されたマンドリルでした。

 

 

最後になりますが…

 

「チュウタロウ」今まで本当にありがとう。そしてお疲れさまでした。色々な事をみせてくれてそしておしえてくれたね。天国へ行ってもいつまでも貫禄のあるかっこいいボスでいてね。安らかに…

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、現在マンドリル舎展示場前に献花台が設置してあります。

もしよかったら最後にチュウタロウに会いにきてください。

 

 

 

マンドリル担当

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA