郷土の動物(ニホンジカ)

先日お客様に言われたことがあります…「ここもシカなの?」

(え???ここも???他にどこかにシカがいるのか???)

「園内にいるシカはここだけですが…」とお答えしたら、

「そこにいたよ!」と指差されたのが…

 

 

「ニホンカモシカ」…でした…

 

 

ニホンカモシカとニホンジカ…同じ「シカ」と付くから同じ仲間だと思われても仕方のないことかもしれません!

しかしシカとカモシカは家族でも親戚でもないまったくの他人さんなのです。

例えるなら田中さんと中田さんみたいな感じですかね…(例えが適当かは不明)

何が違うのか!という話はまた別の機会にしたいと思いますので、

今回は身近な動物のひとつでもあります「ニホンジカ」について少し書いてみようと思います。

 

 

 

ニホンジカとは・・・国内に生息するシカのことを言います。

国内のシカにもいくつかの亜種があります。

エゾシカ、ツシマジカ、ホンシュウジカ、ヤクシカなど、地域によって体の大きさも違います。

それらをひっくるめてニホンジカと呼ばれています。

オスにだけ角があるのはみなさんもよく知っていると思います。

その角は毎年春先になると抜け落ちてしまいます。そしてまた生えてくるのです!

先ほど出てきました「ニホンカモシカ」はオスもメスも角はありますが、生えた角は一生抜け落ちることはありません。

と、いうところからも違いがわかっていただけると思います。

角が落ちると新たに角が生えてきます。

 

 

 

 

袋角と呼ばれています。

 

 

ツルっとした見た目でそれが大きくなり硬くなってきて夏の終わり頃から秋頃に角のまわりを覆っていた皮を木などに擦り付けて剥がしていき白い角が出てきます。

そして繁殖期を迎えます。

繁殖期になるとオスは気性が荒くなり角を立ててきます。

毛の色も特徴があり、夏のシカは体に斑点がありますが、冬になると濃い茶色の毛に覆われていき斑点が見えなくなります。

シカをイメージする時、ほとんどが夏の毛の斑点を思い浮かべることが多いと思います。

 

 

という感じでニホンジカの説明をしてみました!

 

 

 

 

では、のんほいパークで飼育しているシカは?

 

どこにいるかご存知ですか?そうです!郷土エリアにいるのです!ちょうどSLの向かい側あたりにいます。

ホンシュウジカのキナコ(♀)とヤクシカのユウ(♂)とヒメ(♀)の計3頭がいます。

 

ホンシュウジカのキナコは20歳のおばあちゃん!食欲も旺盛で餌箱に餌を入れるとすぐに食べにきて、とても20歳とは思えない感じです。

 

 

 

 

 

その隣にはヤクシカのユウとヒメ、ヤクシカはホンシュウジカに比べて体が小さいのが特徴です。

こちらは2歳ととても若くてすごく仲の良い2頭です。

 

 

 

 

 

私が作業をしているときはいつも走り回って元気いっぱいです。

繁殖期のユウはかっこいい角が生えて、体は黒茶の毛に覆われてとてもオスらしくなっています。

最近はよく緑色のプラスチックのコンテナと戦っています!

ヤクシカの2頭は動きも活発で、ガラスの前に来ることもよくあるので間近で見ていただくことが出来ると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまり注目されないニホンジカですし、この時期を逃すとあまり紹介できることがない動物なので、今回はニホンジカにスポットをあててみました。

ニホンジカは今の時期が一番見ていて面白い時期になります。

今の時期にしか見られないニホンジカの姿を是非ご覧いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

ニホンジカの通路から後ろを振り返るとツキノワグマのアイルがすぐ近くで見られる隠れスポットだと言う事もこっそりとお知らせしておきます。

 

 

 

 

ニホンジカ担当

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